口コミで広まり、
今やTVや新聞で有名店として紹介されている卑弥呼醤院。
その歴史は古く、江戸時代後期「酒造所」として創業を開始して以来、
上質な麹造りの技術を活かし、こだわりの味噌・醤油を販売してきました。
今回は、
そんな卑弥呼醤院の中でも人気の手作り味噌をレビュー。
評判は聞いてるけど、実際の味はどう?価格は?種類は?等々、
卑弥呼の味噌を徹底調査してみました。
今回のサポート役は、われわれ編集部全員で担当させていただきたます。
卑弥呼の味噌といえば、知る人ぞ知る味噌として楽天等の通販サイトでも非常に評価が高い商品。
ぜひ、お買い物の参考にして下さい。
<このページの目次>
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楽天でも大人気!熊本県卑弥呼醤院の高コスパ『無添加味噌』をレビュー
卑弥呼醤院“みそシリーズ”の中でも一番の売れ筋!じっくり熟成させた麦の赤みそをチョイス
卑弥呼醤院で販売している味噌は、主に3種類。
- 熟成期間2ヵ月~から6ヵ月ぐらいの“米と麦の合わせみそ”
- 熟成期間が1年~2年の“麦の赤みそ”
- 3年以上熟成の“超熟成麦みそ”
そんな味噌シリーズの中から、今回私が購入したのは“麦の赤”。
赤みそというと、カドのある塩気をイメージしてしまい、今まで敬遠してきたのですが、
“まろやか~・コクがある~”といった口コミの多さ・卑弥呼みその中でも一番人気
ということでチョイスしました。
どうもぅ、博士です。
途中で申し訳わけございませんが、お味噌選びの参考に、ここでちょっと大まかな味噌の種類についてのアドバイスを!興味のない方は、次項へお進み下さいませ。
味噌の種類は大きく分けて3つ!
- 米・玄米みそ
- 言わば、味噌の代名詞。有名な信州みそも米みその代表格です。
国内で製造されている味噌の中で、一番多くのシェアを占めており、口当たりも非常にバランスが取れています。また、表皮がついた玄米から造られる玄米味噌もあり、こちらは米みそに比べると、やや苦味・えぐみを感じる方もおられます。
ただ、栄養価としては、米みそよりも上。当サイトでも、海の精 玄米味噌が紹介されていますので参考になさってください。 - 麦みそ
- 主に、九州や瀬戸内地方で多く造られている味噌で、大きくいうと九州味噌とも呼ばれています。
米みそに慣れ親しんだ方が召し上がると、ややアッサリした風味に感じられます。また、使用される塩分量が少ないのも特徴で、本格的な麦みその中には、かなり甘いものもあります。
腸内環境を整える植物繊維が豊富・塩分少なめなことから、ヘルシー志向の方に人気。
卑弥呼醤院の味噌も、地域柄、主原料は麦が使用されています。 - 豆みそ
- 中京地方で愛されている味噌。生で召し上がるには、ややクセがあるものの、煮込み料理との相性はバッチリ。
煮込むことで、コクの元になる成分が多く形成される他、良質なタンパク質量は、味噌の中でダントツの1位。
その他、違う味噌同士をブレンドする“合わせ”もありますよ。お互いの良いところがうまく組み合わされ、単一ではない風味を楽しめます。卑弥呼でも、米と麦を合わせた味噌も販売しています。
味噌をより細かく分けるとキリがないため、ここでは大きな“3つの括り”に分類させていただきました。
もちろん、同じ種類でも熟成期間・塩分量などにより個性は様々ですが、お味噌汁といった普段使い用の味噌には、米か麦を選べば間違いありません。
国産素材・手間がかかる室蓋麹法にこだわった無添加・非加熱の生みそ
この味噌の原料は、
大麦(熊本県産)・大豆(熊本県産)・赤穂塩(兵庫県産)と、すべて国産を使用。
卑弥呼醤院では、味噌の原料となる米・麦・大豆はすべて国産にこだわっています。
塩に関しては、それぞれの味噌に合うよう4種類を使い分けています。
確か、「赤穂の平釜塩」・「伯方の塩」・「沖縄の平釜塩」・「内モンゴルの湖塩」ですよね?
その通り。この赤味噌には、“赤穂の平釜塩”が使用されているわけだけど、この塩は、高知県にある室戸岬の海洋深層水を昔ながらの平釜製法で作った天然塩。
一般的な食塩(精製塩)と違い、天然のにがり(ミネラル)が含まれているので、カラダに優しい塩なんです。
塩の摂り過ぎはカラダに悪いという風潮がありますが、天然塩はむしろ積極的に摂取したほうが良いのです。コチラ(おすすめの自然塩)で塩について詳しく説明しているので、興味のある方は参考にしてください。
もちろんこの味噌は、
発酵を止めるような添加物(酒粕)は無添加、加熱処理もされていない生みそ。
そして、
卑弥呼味噌の最大の特徴が“古式室蓋麹法”という昔ながらの製法。
みその“命”ともいわれる麹を、室の中でただ発酵させるだけでなく、室蓋(木の台)に適量ずつ載せて積み重ねる方法で、
それにより、一般的なみそに使われる麹よりも上質な麹が造られます。
手間がかかるため、この方法で造っている味噌蔵は非常に稀。
麹にはそれぞれ個性があるため、卑弥呼醤院では三日三晩実際に手で触れながら、手揉み・かき混ぜを行っていきます。
なるほどぉ。
そうした作業によって、上質でおいしい麹が出来上がるんですねぇ。
その通り。
卑弥呼の味噌がおいしいといわれるのは、この麹造りがベースになっているからなんです。
それに、卑弥呼醤院はこの室蓋麹法を大正時代から守り続けています。
長く使われている室蓋には、麹をおいしくする菌が住み着いているため、麹をより一層深い味わいへ導いてくれるんですよ。
赤だけど塩味まろやか!上質な麹の甘さとコクがしっかり感じられる
熟成されているだけあり、色はご覧のような赤。
この色の正体は、“メラノイジン”という褐色物質。
味噌を熟成させることで、味に深みが増し塩味が強まっていく傾向があります。
また、赤味噌には、強い抗酸化作用や血圧の上昇を抑える大豆ペプチドなども豊富なんですよ。
ではでは、早速食べてみることに。
ほどよい塩味の奥に“麹の甘さ・コク”が広がります!
赤味噌なだけに、塩味はやや強めではあるものの、
上質な麹の甘さ・コクが後追いしてきて、まろやかな風味を感じます。
レビューの冒頭でもお話したように、
赤味噌は、私の勝手なイメージで、塩気がガツンとくるドライな味噌と思っていたのですが、
この味噌はそんなことはなく、なんとも優しい味。
もしくは、赤みそってこんな感じなのかな?
このあたりは、今まで赤みそを食べたことがない私には未知の領域ではありますが...。
いえいえ、心配なさらなくても大丈夫。おっしゃる通り、多くの赤味噌は、熟成中に塩気が増すためカドのある風味が強調されがちなのは確かで、この塩っ辛さが好きで赤味噌を選ぶ方もおられます。
赤味噌にも関わらず、卑弥呼の味噌がまろやかに感じるのは↓
卑弥呼の味噌には、大豆に対し3倍の麹量が使用されているため、麹本来の甘味と旨味がたっぷり引き出されています。
また、麦味噌は、米味噌等と比べ、使用される塩分は少なくすむのが特徴。
熟成されて塩味が増しても、元々少なめの塩分量のおかげで、ちょうどいい塩味に仕上がるんです。
こうした要因が、カドのないまろやかな風味の秘密ですなんですねぇ。
ちなみに、熟成することで塩味が増すのが赤味噌の特徴ですが、これは塩分量が増えるわけではありませんよ。あくまで風味であって、塩分量は変わりません。
実際、この味噌の塩分量は、約9.91g。熟成させてないのであれば、麦みそに慣れてない方が召し上がると、少々甘めに感じるかもしれませんね。
そして、食べる前にもう1つ気になっていたのが、麦の風味。
赤みそもそうだったんですが、麦みそも食べるのが初めて。
麦みそって、アッサリした風味が特徴と聞いていました。
米みそに慣れている方が食べると、コクがやや足りないと感じる方もいらっしゃるそうです。
ただ、この味噌の場合、
そうした味気なさを感じることはありませんし、むしろより濃いという印象を受けました。
多分これも、熟成されたことで、コクと深みが増したんだろうと思います。
塩気が強めの赤味噌をお好きな方にはオススメできませんが、
麦みそや赤みそにちょっとトライしてみたいという方には、最適だと思います。
味噌汁、生のまま、煮込み料理など、どんな調理法とも相性バッチリですよ。
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どうせならお得に買おう!卑弥呼醤院“みそシリーズ”の価格・販売情報
卑弥呼みその価格は、
- “米と麦の合わせみそ”・今回レビューさせていただいた“麦の赤みそ”が、864円(税込)/1kg
- “超熟成麦みそ”が、1404円(税込)/1kg
通常、無添加・非加熱の生みそを買うとなると、
この量で平均1.000円以上はしますから、卑弥呼の味噌はかなり高コスパ。
この価格なら、普段使いで使い続けられるんで、なんともうれしい限り。
購入は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・アマゾンに出店している“タマチャンショップ”で可能です。
もちろん、
卑弥呼醤院自体も出店しており、そこで購入することもできることはできます。
ただ、
商品の種類や送料条件を比較すると、タマチャンショップのほうがお得かと思います。
気を付けたい点としては、発送方法と送料。
時期によって、品質保持のため常温とクール便に分かれています。
私は夏の時期に購入したため、通常の送料より高いクール便でした。
ただし、
タマチャンショップの楽天店だと、3.980円以上のお買い物で送料無料になるんで、
まとめ買いをすると、常温便は無料・クール便は料金を500円ぐらいまで下げることができます。
ちなみに私は、1袋使い切ったあと、今度は5個まとめ買いしちゃいました。↓
この時も、クール便発送の時期だったんで、別途500円ぐらいかかっちゃいましたけど、
まぁ、味・コスパを考えればかなりお得だと思います。
<まとめ> 卑弥呼醤院の“手作り味噌”シリーズ
- 上質(無添加・非加熱)な味噌にも関わらずコスパが良い
- カラダにも優しい!どの味噌も塩分控えめ
- 自分の好みに合わせて選びやすい(合わせ・赤・超熟成)
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