経年劣化や強い衝撃で壊れることがあるリュックサック等の留め具(バックル)。
留め具のどのパーツ(爪部分か爪を差し込む部分)かで、修理することも不可能ではありませんが、
基本は新しいバックルと交換するほうが安上がりで長持ちします。
ただし、
留め具のツメが入るパーツは、バック本体にしっかり縫い合わされている場合がほとんど。
自分で交換するとなると、
“縫い目を剥がしてまた縫い合わせ”といった手間がかかってしまいます。
そこで今回は、誰でも簡単に交換できるリペアバックルをレビュー。
差し込み型であれば、
バックのいろんな場所(フロント・チェスト・ウエスト・サイド)のバックルに対応できますので、
修理・交換をお考えの方は、一度ご覧ください。
今週は、博士編集長が出張のため、私たち2人でアドバイス等を担当させていただきます。
<このページの目次>
※当ページには[PR]が含まれています。
面倒な修理は一切無用!自分で交換できる「SEA TO SUMMIT リペアバックル」
“パッチン”が壊れた時に大助かり!オーストラリア発アウトドアブランドのリペアバックル
私のリュックは、コンポーネント(収納スペース)に上蓋を重ねる“かぶせリュック”。
下記の写真でも分かるように、
壊れたのは、収納部分と上蓋部分をつなぐプラスチック製の留め具。
差し込みパーツの爪部分が割れてしまっているので、さすがに修理は無理。
正式名称では“バックル”というらしいですが、
私はこの名前を知るまで、パチッと音がすることから、勝手にパッチンと名付けていました。
または、カッチンと呼ぶ人もいるらしいです。
とにかく、正式な呼び名が分からないと、修理するにも交換するにも探すのが一苦労なんですよね。
ともあれ、
なんとかパーツの名前を調べ見つけたのが、SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)というブランドのリペアバックル。
オーストラリアのアウドドアメーカーらしく、
頑丈で使いやすいデザインのアイテムを販売しており、日本でも人気みたいです。
ご覧のように、
ツメが入るほうのパーツには、取り外し可能なピンが1本付いており、交換もラクそう。
通販では、交換用として多くのバックルが販売されていますが、基本ピンなどは付いておらず、わざわざバックの取り付け部分の縫い目を剥がして、また縫い直すといった手間が必要。
そうそう、これがかなりの労力。
かなり頑丈にバック本体と縫い合わされているし、ミシンなどがないとちょっと厳しいかも。
面倒くさがって中途半端にリペアしちゃうと、強度も落ちちゃいますからね。
面倒な縫い付けは不要!ドライバー1本ですぐに取り付けられる
まずは、
バックルの差し込み用パーツが取り付けられている上蓋部分から。
写真でも分かるように、
かぶせ型のリュック・バックは、基本この部分がガッツリ縫い合わされているのが普通です。
そのため、新しいバックルと交換するとなると、
“縫い目を取って、バックル付けて、また縫い合わせ”という多大な手間が必要。
ただし、
このバックルに関しては、そんな心配は無用。
バックルに付いているピンを外して、縫い合わせ部分に通して、またはめるだけ!
ご覧のように、
何事もなかったかのように、見た目も強度もバッチリな仕上がり。
ネジを回す原理と一緒なので、
ドライバー1本あれば、どんな不器用な方でも簡単に交換することができます。
<唯一のデメリット> 差し込み用パーツの装着
続いては、ツメがあるほうのパーツの取り付け。
リュックのベルトを通すだけで“完成”といきたいところですが、
ベルトの先は、
ベルトを目いっぱい使ってもバックルから外れないように、2重、3重に折りたたまれています。
残念ながら、
この厚みではバックルに通らないため、縫い目をほどかなければいけません。
これがバックルを交換する上での唯一のデメリットではありますが、
そう難しくはありません。
リッパーでもカッターでもハサミでも使えば、意外と簡単に縫い目がほどけてきます。
ほどけたら、ベルトをバックルに通して、また縫い直すだけ。
私は面倒だったんで、布用接着剤をつけて元の形に戻しました。
バックをパンパンにして、ベルトをはちきれんばかりに使うには、縫い直しておいたほうが強度的には安心ですが、
そこまで使用することはまずありませんから。
それに、
このバックルはベルトに対ししっかりブレーキ(すべり止め?)が働くので、そうそう簡単に抜け落ちることもなさそうです。
あとは、両方のパーツをカチッとはめて完成です!
見た目的にはシンプルですし、使用感も問題ナシ。
しっかり固定され、ベルトの締め付け・移動も非常にスムーズです。
サイズ・種類のバリエーションが豊富!自分に合ったパーツを選ぼう
私が購入したバックルのサイズは、
ちょうどピン自体の長さが25mmの1インチタイプ。
他にも、15mm・20mm・38mmが販売していますので、ご自分のバックのベルト幅に合わせて買うのがポイント。
実は、最初ベルト幅を計ったんですが、
何故かその時は28mmという数値がでて、写真の38mmサイズを購入しちゃいました。
届いてから、あまりにも大きすぎることに気が付き、もう一度ベルト幅を計ったら25mmという始末。
結局買い直しというハメに...。
ただ、何か大き目のバックルが壊れたときのために、丁寧に保管しておこうと思います。
その他、2ピンタイプも販売しており、ややプロ仕様のバックパック等への交換にも対応しています。
バックルを使っている部分であれば、バックのどの場所(フロント・チェスト・ウエスト・サイド)・どのサイズにも対応できる万能アイテムですね。
<まとめ> 「シートゥサミット リペアバックル」はこんなアイテム
- 面倒な取り付け作業は一切無用!ドライバー1本で誰でも簡単に交換できる
- サイズ・種類が豊富!自分が交換したいバックルをすぐ見つけられる
<PR>「SEA TO SUMMIT リペアバックル」通販情報 1パーツ500円台で買える!コスパ抜群の万能アイテム |
「SEA TO SUMMIT リペアバックル」をお得に買おう!通販情報・注意点
このバックルは、楽天・Yahoo!・アマゾンで購入することができ、
販売店により多少の違いはあるものの、平均価格は1個550円~600円。
私の場合、
1つのバックルだけが壊れたんですが、どうせなら両方交換しようと思い、2つ(送料込み:約1.400円)購入しました。
1個ずつバラ売りされているので、ご自分が必要な数だけ買えますし、送料も割安なネコポス便を利用できるお店もあります。
ちょっとだけ気を付けたいのが、1pinと2pinタイプの買い間違い。
基本、通常のバックであれば1pinタイプで問題ありませんが、
お店によっては“1pinと2pinの選択方式で、商品画像は1pin”なんてことも。
2pinは、滑り止めがついていないため、
ベルトの調整ができない特殊型のバックルですので、お買い物の際には気を付けましょう。
<PR>「SEA TO SUMMIT リペアバックル」通販情報 1パーツ500円台で買える!コスパ抜群の万能アイテム |